みかづきブログ その3

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スカウターが爆発する理由を考えてみよう。

スカウターとは

通信機能と生命体探索機能を兼ね備えた装置で、モノクル(片眼鏡)に似た形をしている。片耳に取り付け、付属する半透明の小型スクリーンに、生命体の戦闘能力を数値化した情報や、その対象への方角や距離が表示される。戦闘力反応を示すスクリーンの色は青や緑、アニメでは他に赤、黄、紫と、数種類ある[8]。一度検出した相手をロックすることでレーダー代わりに使用することもできる。フリーザ一味の宇宙人には一般的に使用されており、索敵範囲は非常に広く、宇宙船で移動すれば一年かかる距離まで通話・戦闘力測定が可能。外耳が無いなど、身体的特徴の都合で装備できない種族もいる。その他、ヘルメット内蔵型スカウターも存在する。フリーザや劇場版に登場したターレスたちが装着しているスカウターは惑星戦士が開発したもの[6]。鳥山明がアニメオリジナルエピソードのために描いた鳥山メモでは、惑星ベジータの先住民族で、サイヤ人に滅ぼされたツフル人が発明したものという設定。
相手の潜在能力(気を抑えられた状態)までは探れず、あくまでも測定時点での戦闘力しか表示されない。それ故にこの機械に頼ることで、相手によっては変動する戦闘力数値に惑わされることもある。
作中多くの人物が故障を疑ったが、実際に測定時で故障していた事は一度もない[9]。
旧型と新型が存在する。対象の戦闘力が高い場合、処理能力の限界から爆発を起こす。限界計測数は旧型で約22,000。また通信[10]、タイマー機能もついている。
ブルマがラディッツが使っていた旧型を入手し、表示を地球の言語に改造することに成功している。ギニュー特戦隊が装備していたものやフリーザが注文したスカウターは最新型とされている。
悟空が生まれる以前を描いたTVスペシャル『たったひとりの最終決戦』では、バーダックとその仲間、およびドドリアたちが付けていたスカウターはボタン部分が丸型になっており、その後ラディッツやベジータが使用していたものよりもさらに旧型である。同作にて、外耳が無いアプール型の戦士は、頭部に装着できるようにカチューシャ付きのものを使用した。

ドラゴンボールの道具 - Wikipedia より引用


ドラゴンボールにでてくるもっとも有名な道具のひとつ。スカウター。
Wikipediaにも書いてある通り、わりとすぐに爆発することで有名です。

爆発の可能性があるデバイスなどリコール対象になりそうなものですが、劇中ではその様子は見られません。
それどころか、新型旧型の違いはあれど、1社独占なんじゃないかと思うぐらいみんなが同じようなスカウターを装着しています。
(フリーザ軍が社用スカウターとして1社と独占契約しているだけかもしれません)

そこで僕は考えました。
もしかすると爆発する機能は仕様の一部なのではないかと。


爆発機能が仕様だと考えた理由

理由は3つあります。

1. 仮にも目の近くに装着するデバイスということ

スカウターは対象の戦闘力を測定できるという特性上、戦闘で使われることが前提として開発がスタートしているはずです。
例えばスカウターが野球のスピードガンのようなデザインだったら、片手がふさがってしまいます。
10年に1度の逸材を探すのにはこれでも良いのかもしれませんが、戦闘時につかう道具としては致命的です。
そういう点ではモノクル型のウェアラブルデバイスというのは非常に良いアプローチだったのではないでしょうか。

でも、ウェアラブルデバイスって一番爆発しちゃいけないデバイスだと思うんです。
(仕様以外で爆発していいデバイスなんて世の中にないですが。。。)

ましてや目の近くに装着するデバイス。
爆発が原因でユーザーが失明してしまったら多額の賠償金を払うことになるのではないでしょうか。
それだけに企業側も最新の注意を払うはずです。
爆発が仕様じゃなかったらテスト通らないです。さすがに。

それなのにあれだけボンボン爆発するのはかなり不自然な気がします。
フリーザの戦闘力は第一形態の時点で(自称ですが)53万ありました。
にも関わらず、キュイのスカウターは戦闘力2万2000を計測した時点で爆発しています。あまりにもすぐに爆発し過ぎではないでしょうか。
※ 余談ですがそもそもこれではフリーザの戦闘力を測れません。


2. 爆発という現象が比較的すんなり受け入れられていること

スカウターが爆発したときのフリーザ軍のリアクションですが、
目の前にいる相手がスカウターを爆発させるだけの戦闘力を持っていることに、

「こいつ、強えぇ!」

的な驚きを見せることはあっても、

「うわー。スカウター爆発しちゃったよ!」

的な驚き、すなわちスカウターの爆発という現象自体に驚いているようには見えません。
(強敵が目の前にいてそれどころじゃないだけかもしれませんが)

もしも爆発することが仕様であればこのリアクションの薄さも納得できます。


3. 結構爆発するが、それによる負傷者はいないこと

結構爆発しますが、作中ではそれによる負傷者は0です。
ユーザーがとんでもなく強いからという理由も考えられなくはないですが、一般人代表であるブルマも一度装着したスカウターを爆発させています。
フリーザ軍とは違いやや大きなリアクションを見せましたが、結果として無傷でした。火傷すらしていないように見えます。

もしも爆発することが仕様であれば爆発はただの演出用ということになり、負傷者がいないことにも納得できます。


爆発が仕様だとしたらなんのための機能なのか

以上が、僕が爆発がスカウターの仕様ではないかと考えた理由です。
では、仮にこの仮説が正しかったとして、爆発機能はなんのための機能なのでしょうか。

いろいろ考えたんですが、スカウターの爆発はユーザーではなく想定対象者に向けた機能なのではないでしょうか。

例えば、野球のスピードガン。
160km/h の速球とかを測ったときに爆発したら、投手側としては嬉しい気持ちにならないでしょうか?

プロ野球のスカウトが視察にきて、スピードガンを爆発させながら、

「キミはすごいボールを投げるね!プロでやっていけるよ!」

とかいわれたら説得力が倍増する気がします。

フリーザ軍もそうやって新人をスカウトしていったのではないでしょうか。

  1. 周囲の戦闘力を検索
  2. 強い戦闘力の位置を表示
  3. その戦闘力前後で爆発するようにスカウターを調整
  4. 対象のもとに移動
  5. 軽く手合わせ。腕前を確かめる。
  6. 良きタイミングで戦闘力を計測
  7. スカウター爆発!
  8. 「キミ強いね!フリーザ軍に入らないかい?」と勧誘

的な手順で。
強い人材を他軍から引き抜くために、各軍が過剰な演出を加えていって爆発という演出に行き着いたのではないかと。
武力行使で従わせるよりも、気分よく仲間に加えたほうがパフォーマンスも発揮できるような気もしますし。


なんてことを考えていた1日でした。




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