みかづきブログ その3

本ブログは更新を終了しました。通算140万ユーザーの方に観覧頂くことができました。長い間、ありがとうございました。

👆

引越し先はこちらです!

魔王城の宝箱に勇者の武器がはいっている理由を考えよう。

以前、 スカウターが爆発するのは実は仕様なのではないか ということを考えてみましたが、今回も昔からの疑問について考えてみようとおもいます。

 

魔王城の宝箱に勇者サイドが有利になるアイテムがはいっていることは珍しいことではありません。

本来、これはかなり不自然な行為です。泥棒のための道具を家に置いておくようなものではないでしょうか。(泥棒のための道具というのが具体的に思いつきませんが)

 

クロノ・トリガーにいたっては魔王城にロボ専用の武器が置いてあったりします。

もしこれが魔王自ら用意したものだとしたら親切を通り越して不気味すぎです。

 

 

 

 

さてさて、魔王が自ら宝箱に勇者の武器をいれていると考えると、己の目的の為と考えるのが一番自然かと思われます。

 

魔王の目的といえば、世界征服。

 

そう。魔王は世界征服のために自らの城に勇者側に有利なアイテムを置いておいているのではないでしょうか。

 

 

宝箱に勇者の武器をいれることによって生まれる効果

 

宝箱に勇者の武器をいれることによって生まれる効果を考えてみましょう。

 

まずは、単純に部下の敗北率がはねあがります。

それどころか自らの敗北の原因にすらなりかねません。

 

この点に関してはどんなに考えても魔王側のメリットにならなそうです。

別のアプローチを考えましょう。

 

勇者の武器を置いておくことによって、勇者が訪問してくれる確率は増えそうです。

 

そもそも魔王城はお世辞にも住みやすい空間とはいえないと思いますし、どちらかと言うと魔王よりも訪問者向けに設計されているようにすらみえます。

 

もしかしたら、魔王は己の生活を犠牲にしながら勇者を歓迎しているのではないでしょうか。

城の訪問者数を増やすことが世界征服につながるという可能性を考えてみましょう。

 

 

 

勇者に訪問してもらうことによるメリット

勇者を倒せば、魔王は勇者の持ち物を得ることができます。

これは魔王サイドにしてみれば大きなメリットですが、ドラゴンクエストでは全滅しても失うのは全金額の半分です。

しかもその金銭は教会にはいっているようにみえます。

 

 

 

 

しかし、もしかしたら教会と魔王は裏でつながっていて勇者から奪った金銭を山分けしているのかもしれません。

 

マザーやポケモンなど一部例外はありますが、RPGの世界ではモンスターが金銭を持ち歩いています。

 

 

これは魔王からのサラリーだと思っていましたが、なぜ人間サイドと同じ通貨をつかっているのかが疑問でした。もしも魔王と教会が手を組んでいるのであれば、その理由もある程度納得できます。

 

そう考えると魔王が目的としている世界征服というのは、世界一の経済大国をつくるということなのかもしれません。

 

それならば勇者に訪問してもらうことにメリットがでてきます。

勇者を適度に全滅させることによって収益がでるのであれば、圧倒的な武力で勇者の心を折って訪問をなくすよりも、適度にモチベーションとなるアイテムを置いておくことによって訪問数をあげたほうが得になるからです。

 

 

 

魔王城近辺の武器屋で強力な武器が販売されているのはなぜか

RPGの世界では魔王城に近い村の武器屋ほど強力な武器を販売しています。

もしも魔王の目的である世界征服が人類の全滅だったとしたら、まずは武器職人優先的に狙ってもおかしくはありません。

 

しかし、魔王軍が武器職人に目をつけたとすると、強力な武器は魔王城から離れたところで量産されたほうが自然な気がします。

 

そう考えると、魔王城に近い村にほど強い武器が売っているのも、かなり不自然な現象です。

 

でも、魔王の目的が経済大国をつくることだったらどうでしょうか。

 

  1. 圧倒的武力で武器屋を脅す
  2. 魔王ストアを設置(例えば売上の30%を手数料として搾取)
  3. モンスターにサラリーを払って適当に暴れさせる
  4. モンスターの強さを徐々に上げていき、それに合わせて武器の強さも徐々にあげる

 

これで勇者がどんどん課金してくれる仕組みのできあがりです。

なにかの仕組みに似ているような気がするようなしないような。。。

 

 

 

RPGの世界では勇者が経済をまわしている

そもそも、RPGの世界の経済の鍵は勇者です。

勇者に旅をやめられてしまうと、武器屋、防具屋、道具屋は大ピンチでしょう。

宿屋や、船などの交通機関も困るはずです。

魔王側としても人間側としても勇者にはなるべく諦めずに魔王を退治する旅を続けてほしいと思っていると思われます。

 

そう。勇者の継続率こそが経済の鍵なのです。

 

 

 

本当に勇者は1人なのか

 こう考えていくと、勇者は1人なのかすら怪しく思えてきました。

 

そもそも、王様から魔王退治を依頼されたときに貰えるものがしょぼすぎるのです。

本来であれば国家プロジェクトレベルなミッションなわけですから、王様の態度はどう考えても非協力的すぎるとおもいます。

 

しかし、勇者が複数人いると考えると、1人あたりにそんなに予算をかけられないという事情が見えてきます。

 

  1. 父親のいない家庭を探す
  2. 母親と交渉
  3. 交渉が成立した家庭の子供を城に招待
  4. 父が伝説の勇者だったと吹き込む
  5. 魔王退治を依頼する
  6. 勇者登録特典としておこずかいと粗品をプレゼント

 

と。こんな感じでどんどん勇者を排出すれば世界経済は大助かりです。

。。。なにかの仕組みに似ているような気がしなくもありません。