予告どおり Ogaki Mini Maker Faire 2014 に参加 してきましたが、かなり反省の多い展示となりました。
初日
めざしたもの
千葉ロッテマリーンズの現在の得点が表示されるバッジを目指していました。
できたもの
konashi連携が間に合わず、iPhoneを直接バッジとして利用。
画期的なショートカットです。
表情から制作物に全然満足できていない様子が見て取れますね。
表示しているもの
マリーンズの現在の得点を表示しています。
反省点
制約のおもしろさ
世界一ミニマルな野球速報アプリ chibadge(チバッジ) は、表現できるものを得点、失点に限定したところにおもしろさがあったと思っていましたが、それは制約の中で戦うことによって生まれたおもしろさだったということを再認しました。
つまり、アプリケーションバッジという数字を表示することしかできないフィールドの制約をうまくつかって 得点 / 失点 を表示するところがおもしろかったわけですね。
しかしそこの制約を取っ払い、何でも表示できるディスプレイで表現してしまうと、得点しか表示しないという仕様はかなり物足りなくなってしまいます。これは当初予定通り7セグLEDで表現したときにどのような感じになるのかはわかりませんが、少なくとも今回はおもしろ要素はほとんどどなくなってしまったと自覚しております。
マリーンズの試合
前からわかっていたことなんですが、展示当日はナイトゲームだったんですね。
なので、バッジに表示される数字は常に「0」(試合が始まってないので)
これではまったくおもしろくありません。
懇親会の開始とともにマリーンズの試合もはじまったので、運が良ければ懇親会中に動作が確認できると思い、バッジをつけっぱなしにしていましたが、その日のマリーンズは全然得点できず、ようやく1点とれたのが9回裏。懇親会はとっくに終わっていました。。。
- 動きのあるものをひょうじする
- 動きがなくても表示演出等でおもしろさを出す
等の工夫がマストでした。かなり読みが甘かったです。はい。
2日目
前日の反省を活かし、マリーンズの得点を表示することを諦めました(この日もナイトゲームだったので)。
できたもの
己の元気をバッテリー残量に例えて表示しています。
バッテリーよりも表情のほうがぐったり感を醸し出してますね。
表示しているもの
己のバッテリー残量です。
反省点
コンセプトは Make: Ogaki Meeting 2012 に出展したものと同じです。
加速度を用いて動きまわるとバッテリーが減っていき、しばらく動かず休んでいるとバッテリーが回復するバッジです。
昨今のフラットデザインブームにあわせ、デザインをフラットに変更し、ロジックもフルスクラッチで変更しました。
限られた時間の中ではなかなか良いものができましたが、やはり物足りないですね。反省です。はい。
今回は反省の多い展示になってしまいましたが、周りの出展者の方々の展示は本当におもしろくて、とても刺激をうけました。引き続き精進し、次回はリベンジしたいとおもいます!