世間ではIoT(Internet of Things)が大流行ですね。
いくつもIoT的なプロダクトをみてきましたが、IoTにはマネタイズモデル的な側面もあるように感じます。モノ(Things)自体は売り切りですが、ウェブサービス(Internet)側で課金していくようなイメージです。
例えば、昔でいうところのプリンター的なマネタイズモデル。
プリンターは機器自体を安値で販売し、定期的に売れるインク代でマネタイズするというモデルでしたが、IoTではプリンタでいうところのインクの部分をウェブサービスにしたものになっているような気がします。
今回はIoTには分類されるわけではないものの、ものをつかったマネタイズがとてもうまくいっていると感じた注目のウェブサービスを幾つか紹介したいと思います。
レター|子供の写真カレンダーハガキで共有、集めて成長アルバムに
公開当初からずーっと注目していたサービスですが、最近子供が生まれたのでようやくつかいはじめました。
親に自分の子供の写真を絵葉書にして送るという体験に特化したウェブサービスです。
まず着眼点がすばらしいと思います。お金を払ってでも解決したい問題をよく発見したなという感じです。
絵葉書がカレンダーになっており毎月継続して送りたくなるように設計されているのもポイントです。
写真入りはがきが送れるポストカード作成|moca(モカ)
カレンダー無しの絵葉書が送れるレター的なサービスです。
毎月送らなくても良いかなという相手にはこちらをつかっています。
しかし個人的には、ターゲットを明確にしている分レターのほうが優れたサービスになっている気がします。
minikura
ひとことでいえば貸し倉庫サービスなのですが、ウェブサービスとの連携がすばらしいと思いました。
箱にものを詰めて倉庫に送るとそのまま保管してくれるのですが、箱の中身を写真にとっておくことでウェブ上で管理することができるようになります。
また、箱の中身が不要だと思ったらそのままヤフオクに出品できる機能もあります。すごい。
airCloset
airClosetは月額6,800円で服を借り放題というサービスです。
自分の写真を登録しておくとプロのスタイリストが服を選んでくれる模様です。
返すときに洗濯する必要もなく、気に入った服はそのまま買い取ることもできます。
現在男性向けのプランはないのですが、プランが提供されたらつかってみたいと思っています。
以上、いかがだったでしょうか。
ウェブサービスもビットだけで完結するのではなく、ものを活用する時代になりつつあるといえると思います。