以前、 iPhone SEで撮影した画像を正方形にクロップする方法 を記載しました。
今回は、iOS11から導入された、画面収録機能をつかって撮影した動画のステータスバーをカットする方法を記載します。
ステータスバーをカット
画面収録で撮影した動画はmovではなくmp4で保存されるため、クロップするだけでOKです。
ステータスバーは高さがRetinaディスプレイ上で20pxなので、倍の40px削除すれば良いでしょう。
ffmpeg -i input.mp4 -vf crop=640:1096:0:40 output.mp4
コマンドはこんな感じです。
コントロールセンターが写っている箇所をカット
画面収録を停止するときに、停止の手順的にどうしてもコントロールセンターが写り込んでしまいます。
なので、動画の後半をカットしたいと思うことが多いと思うのですが、
ffmpeg -i input.mp4 -ss 開始時間 -t 動画の時間 output.mp4
という形でカットすることができます。
例えば、動画の先頭から開始し、10秒以降をカットしたい場合は、
ffmpeg -i input.mp4 -ss 0 -t 10 output.mp4
でOKです。
まとめて処理
ffmpeg -i input.mp4 -vf crop=640:1096:0:40 -ss 開始時間 -t 動画の時間 output.mp4
でOKです。