自分の関わった過去のプロジェクトを見返すと、grantを使っていたり、gulpをつかっていたり、webpackを使っていたりして、ウェブフロントエンドの開発環境の移り変わりの早さを感じます。
正直最近は環境構築が面倒なので、JavaScriptもHTMLも生で書いてしまうことが多いのですが、唯一SCSSのみは使い続けてまして、そして最近、過去のプロジェクトを再編集しようと思ったところ、「そういえば新しいPCにSassを入れてなかったな」と気づきました。
昔(2014年)の僕は、gemでsassを導入していましたが、これから入れるのはものすごく今更感がありますし、プロジェクトを引き継ぐ時に後任にも「Rubyとsassを入れてから開発してね」と言っておかないといけなくなるので、node-sassを導入することにしました。package.jsonに記載しておけば引き継ぎも用意ですし。
導入方法
npm install node-sass --save-dev
watch方法
package.jsonと同じ階層に_scssフォルダとpublicフォルダを置き、index.cssをwatchで書き出したい場合は、
node-sass --include-path _scss _scss/index.scss public/css/index.css -w
こんな感じ、
更に圧縮までしたいなら、
node-sass --include-path _scss _scss/index.scss public/css/index.css -w --output-style compressed
これをpackage.jsonのscriptsに、
"scripts": { "start": "node-sass --include-path _scss _scss/index.scss public/data/css/index.css -w --output-style compressed" }
という感じで書いておけば、
npm start
でscssファイルを監視し、変更があった際にCSSファイルを書き出してくれます。